MENU

【食紅手染め糸】未染色のOpalを2カセ染めました

こんにちは、みじゅ(@mijuknit)です!

今回は久しぶりの手染め記事ですよ~!と言っても染めたのがもう半年程前なので記憶を探りながら書いていきますが…。

以前紹介したイギリスの糸屋さんWoolWarehouseでOpalの未染色糸を見つけたので2カセ買って染めてみたお話です。

▼WoolWarehouseについてはこちら

www.hanihoni-days.com

 

Opalの未染色4本撚り

 

こちらの糸。当たり前ですけど普通の4本撚りのOpalの糸と同じ太さで同じふっくら加減であります。

一応販売ページを貼っておきますね→Opal Undyed 4ply 100g

私が買った時より値段が上がっているような気もしますが日本円に換算してみるとお得な感じがします。

 

こちらを、得意の食紅染めで!染めてみました。

華やか&爽やかな配色を目指して

 

いきなり完成写真になりますが目指していたのはピンク系の華やかな色と青緑系の爽やかな色の2種類。うまく染められたらどちらかの50gをお友達にプレゼントしようと思っていたので、その子をイメージした配色を目指しました。

結果から言うと写真下側のカセは狙ったよりも紫や茶色の主張がキツくなってしまって爽やかから遠のいてしまいました。

1カセ目:お鍋でぐつぐつスペックル

ソックブランクにするか悩んで、大きい鍋にカセごとドボンして染める事にしました。前回は全体を同じ色で染めたのですが今回はスペックルにしよう!という事で。お友達に差し上げようと言ってるのにやった事ない事をやりだすんですね私は。。

参考にした動画

今回白い部分を残したくて、この動画を参考にしました。


How To Dye Yarn - Part 3: Speckled

 

この動画、Part3になってるんですけど1と2も非常に為になりました。お鍋ぐつぐつ染めを極めたくなります。ソックブランクも楽しいんですけどね。

いざドボン!の、コツ

いつものように酢水に浸けて絞って、お鍋にドボン。水をひたひたに入れて加熱します。

この時水が多すぎると色がぼやけて白い部分が残りにくいので糸が水面すぐにあるくらいの水量にするのがポイントとの事です。そうすると染料を落とした時に糸にすっと吸い込まれていきます。

水が沸騰する直前、いわゆる鍋肌がフツフツしてきた状態の温度が一番染まりやすいそうなのでそこで火を止めます。そしていよいよ色を入れていきますよ~。

 

青紫をメインにしたかったので最初に配置を決めて三ヶ所に入れてみました。そして茶色を入れて、白が多い所に粉のままの食紅の緑をポツポツと。

本当は緑をもうちょっとツブツブ風にしたかったのに使ったコンビニスプーンが意外と豪快でドッサリ入ってしまいました。(スプーンのせいであって私のせいではない)

それと緑の周りに青や黄色の点々が見えているんですがこれは緑の食紅が青と黄色を混ぜて作っているみたいでそれが浮き出てきただけです。よく見ると紫の部分からも青がにじみ出てきています。

使用した食紅

紫色→赤と青(赤多め)

茶色→赤と緑(赤多め)

緑→緑のみ

 

目指す色に近い色が出るまで足したり足したりして混色したので各食紅の量がわからなくなってしまいました。もう二度と同じ色が作れない。反省。

すすぎ・乾燥

 

たっぷりの水でよーくすすいで、しぼった所です。染料を塊でドボっと入れてるので念入りにすすぎます。

乾燥した後は上の完成写真になるのですが茶色が少し薄まって、赤みが強まった感じですかね。カセで見ると「爽やか」というよりサイケな雰囲気が出てました。

2カセ目:まだら染め

次は「華やか」系。目指すはピンクのプルメリアのような可愛らしくもあり元気の出る色合い。あとプルメリアってすごく良い香りなんですよね~。癒されます。

参考にした動画


How To Dye Yarn - Part 2: Tonal and Variegated Yarn

 

参考にさせていただいた動画は、順番が前後しましたがさっきご紹介した動画のPart2です。トーナルカラーというんですか?お洒落ですよねぇ。。

お鍋ぐつぐつ再び

こちらのお鍋画像を撮り忘れてしまいましたが、参考動画と同じ流れで作業しました。今度は白い所があまり残らないように、いろんな角度からじっくり染料を染み込ませてピンクと黄色の濃淡を出せるようにしました。

 

すすいで絞ったところ。私の第一印象はプルメリアではなく紅しょうが天でした。美味しいから好きです。

使用した食紅

ピンク→赤

黄色→黄

 

混色も何もしてませんがかわいいピンク色にしたかったので赤の食紅を薄めに溶かした染色液を作って使いました。

個人的に黄色は色が濃く入りやすい気がしているので黄色も気持ち薄めにしたんですがやはり濃いめに入ったような気がします。

お揃い靴下プロジェクト

前述しましたお友達にプレゼントする糸は2カセ目の紅しょうが天に決定しました。

Twitterで知り合って、とっても仲良くしていただいてるcoppeさん。快く糸を受け取ってくれて、お揃いの靴下を編もうという事になりました。

 

▼coppeさんの素敵なブログはこちら

coppecope.hatenablog.com

 

50gずつなので単色も使って、お互い一足編めそうだねという事で、私はOpalUniのオリーブグリーンを合わせていざCO。

 

染めてすぐは紅しょうが天にしか見えなかったこの糸も、編んでみるとなかなか可愛い。黄色もこのくらいの濃さでちょうど良かったのではないかと思えました。

ピンクの糸ってなかなか選ばないしピンクの靴下というのも持っていないので新鮮です。この靴下の続きはまた別の記事でお話させていただきますね。

 

▼今回染めた糸で編んだ靴下についてはこちら

www.hanihoni-days.com

www.hanihoni-days.com

  

では、ご覧いただきましてありがとうございました!