こんにちは、みじゅ(@mijuknit)です。
久しぶりに糸を染めました。
食紅で染めようと思っていたのですが、編み物友達のcoppeさんが素敵な動画を教えてくれて、これなら自分にもできそうだとはじめての草木染めに挑戦です。
毛糸とアボカドとお鍋があればオッケー!
何の知識もありませんがなんとなくいい色に染まったのでご紹介します。
使ったもの
- 未染色の毛糸100g
- アボカド3個分の皮と種(107g)
- 鍋
- 穀物酢50ml
成功するかわからなくて少量の毛糸で試したかったのですがカセを巻きなおすのが面倒で100gそのまま使ってしまいました。てへ
毛糸はchesterwoolのsuperwash merinoです。
アボカドは毛糸と同じ重さが必要との事で3つ用意しました。
お酢に関しては動画では使われていませんでしたが色止めに必要なのかな?といつもの感じでなんとなく使いました。
影響があったのかどうかもよくわからないので次はお酢なしで染めてみようかなぁ。
(▼酢水に漬けている様子はこちらでご確認ください)
油分がどうなんだろう?と思ってこれまたよくわからないままに皮と種は水洗いしてみて…
種は細かく刻み、2つにわけてお茶パックに入れました。
いざ点火
アボカドの皮と種を入れた鍋に水を4L入れて火にかけます。フツフツしてきた状態をキープしたまま1時間煮込みました。
ときどきかき混ぜたりして、紅茶の色くらいになりました。
サキュレーターを回しながら冷ましている間にアボカドのパスタを食べて(笑)、食後にいざ糸を投入!
(お鍋コゲついててすみません)
いい感じに薄赤茶になりそうな予感…!
80~90℃で加熱するとの事だったのでお湯の温度を測りながら。90℃ってフツフツというより、意外とグラグラきてるんだなという事を知りました。
これもcoppeさんから教えてもらいましたが、糸を入れる前に染液を酸化させると赤みがよく出るそうです。
オススメはお鍋からお鍋へ移し替えながら空気に触れさせるのがいいとの事でしたが、私はサキュレーターを回して冷ましながら時々おたまですくってジャブジャブしてみました。
赤みの出方についてはアボカドによってかなり個体差があるようで、奥が深いです。
Instagramの#avocadodyeでいろんなアボカド染めが見られて楽しいですよ~。
参考にした動画
これからアボカド染めに挑戦する方は、とってもわかりやすいのでぜひこちらの動画をご覧ください!
動画を全部見る暇がなくても概要欄に文章で全て書かれているのでとっても助かります。
作業中にあれってどうだっけ?と思ったときにもすぐ見返すことができました。
ちなみに、この動画で紹介されているアボカドパスタも有り合わせの材料ながら作ってみましたが、すごく美味しかったです!
乾かして完成
1時間煮込んだ後はまたサキュレーターで冷まして(時短)すすぎます。
特に色落ちしたりする事はありませんでしたので、そのまま干して乾燥。
完成したのがこちら!
可愛らしい薄赤茶色に染まりました!
薄赤茶を連呼してますけど、ピンクベージュって言ったほうがいいんですかね?個人的にはピンクではなく薄赤だなと感じるのでこの表現になっています。どうでもいいですね。
種を入れたお茶パックを、時々移動させていたんですがやっぱりパックに触れていたところだけ濃く染まっていました。このムラも可愛いのでよし。
可愛くて大満足ですが、編み地を見たいので即座に玉巻きして試し編みを。。
5号でメリヤス編みです。いや~可愛いですね。
アボカドでこういう色が出ると今まで知らなかったので楽しかったです。
また産地の違うアボカドで染めてみたいですね。今度はカセを小分けにして…。
草木染めって難しいイメージがありましたが自分にもできて感激です。鍋についている時間が長かったりしますが、コンロの前に椅子置いて編み物していればすぐ時間になります!
肌触りがとても良いので、この糸で息子の靴下を編んでいます。完成したらお披露目させていただきます~。
では、ご覧くださってありがとうございました!