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衣替えのついでに、手編み靴下の毛玉とりをしませんか?

こんにちは、みじゅ(@mijuknit)です!

私は1年中毛糸の靴下を履くタイプですがみなさんはいかがでしょうか?足に汗をかきやすくて、ウールの程よい吸湿性が一番しっくりきています。

春夏はコットン糸にシフトする方も多いのではないでしょうか。私もウールメインとはいえ、サラサラのあの履き心地も大好きですよ。

そろそろ衣替えの時期という事で、寒い季節に活躍してくれた毛糸の靴下のお手入れ方法についてのお話です。

ニットの毛玉とり

そもそも毛玉がなぜできるかというと摩擦によるものなんですよね。フエルト化と同じ原理で繊維同士がこすれて絡まり合って、ひとつの毛玉になるという事です。

セーターだと脇下や袖口などの摩擦の多い所に毛玉ができやすいかと思いますが、靴下も履き口よりは足の裏やかかとなどに毛玉ができやすいです。

毛玉とり道具

私がニットの毛玉とりに使うのはだいたいこの3つです。

 

左から糸切りはさみ、かみそり、毛玉ブラシ。

100均の電動の毛玉とりも持ってるんですけど私は大体手動でとっています。

今回使うのはかみそり。というか靴下や手袋の毛玉をとる時は大体かみそりを使っています。

 

糸切りはさみはセーターの脇下や袖口にいつの間にかできている大きな毛玉を見つけたらチョキンと切るのに使います。

ブラシは逆に、セーターのお腹やお尻?腰?の部分などが毛玉の一歩手前の立体的な毛羽立ち状態になっている場所にススーっとブラシがけをしています。

 

ちなみにニット用の洋服ブラシなどは持ってませんが今の所なんとかなっています。めっちゃ高い糸でウェアを編んだりするようになったら良いブラシも買ってみたいなと思っていますw

 

注意点

毛玉ができているのを見つけたら、手でちぎらないように注意してください。

ちぎった繊維の先はふわふわしていて、前述したように摩擦がかかるとすぐにまた別の繊維と絡んで毛玉になってしまいます。はさみなどで切って再び毛玉ができるのを予防しましょう。

いざ靴下の毛玉とり

では本題の靴下について。

まずは、お見せするのも恥ずかしい程ですが私の履き古した靴下をご覧ください。

 

すごく縮んでいる感じ、おわかりいただけますかね?3年前に編んでだいぶ履いてだいぶ洗いましたから。。子供用くらいに見えますけどこれでも大人24cmの足入ります。

履き口なんかメリヤス編みでくるんとしていたはずなのにもうみっちりしちゃってますね。まあそれは別問題なので置いておきますけど。

やっぱり足の甲側より裏側にたくさん毛玉がついていますね。これをカミソリで表面をなでるようにとっていきます。

 

こんなにとれました!(1シーズン放置した毛玉です)

あまり編み地に刃を当てると傷んでしまいますから、あくまで表面に出ている毛玉だけをとるイメージで。

かかとやつま先の立体的な部分もかみそりでなでると簡単にとれますよ~。

 

こまめに毛玉をとれたらいいんですけど、靴下だしどうせ見えないし、とかでなかなか手をつけないんですよね。私だけでしょうか。。

子供の頃、親が洋服は毛玉ができたらもう終わりという扱いをしていたのでこんなお手入れをして長く使える事を知ったのも編み物を始めてここ数年の事です。

衣替えのついでに、愛用の靴下を大事にお手入れしてあげるのも良いかなと思って記事にしてみました。改めて対面して手作業していると更に愛着も湧きますよ。

 

それでは、今回の靴下の編みたて当時の姿でお別れさせていただきます。改めて見ると足首部分の丈もめちゃくちゃ縮んでいて衝撃を受けましたw

https://www.instagram.com/p/BT8ChfwF3YC/

み on Instagram: “クチュリエのローテンブルグ編みきり!! 前回の柄合わせで出た余り糸を継ぎ足したりしてたら途中で模様の向きが変わる事件が💧 左側の方が小さく見えるけど履いてみたら割と普通だったり・・ちぐはぐも可愛いんだという発見💕”

 

では、ご覧いただきありがとうございました!