こんにちは、みじゅ(@mijuknit)です。
5本指手袋って、特に難しいわけではないのにいざ自分の分を編もうと思うと目を休ませたり糸をつけたり、穴をふさいだり糸始末をしたり、なんとなーく億劫になって避けてしまうんですよね。ミトンでいいかーとかいっそ指無しでいいかーなんてね。本当は5本指手袋が欲しいんですけどね。
そんな面倒くさがりの私ですが人のためならできます!やります!という事で義母の誕生日に手編みの手袋をプレゼントしました。
アルパカ混のふわふわ手袋
使用糸:Drops Nord col.04
Opal uni col.5184
仕様針:3.0mm 80cm輪針
糸量を量り忘れました!Nordは、あの時に買ったアルパカ45%のふわふわ糸です。ふっくら空気を含んであたたかいはず。ナイロン30%なので耐久性もあるはず。という事で選びました。あとはこの薄いグレーが上品さもあって好き嫌いの少なそうな色だと思ったから!
各部のサイズなど手袋の編み方ベースは、おなじみマルティナさんのしあわせを編む魔法の毛糸を参考にしました。
親指にワンポイント
はじめは手首部分だけにオリーブグリーンを入れるつもりだったんですが、親指を残して他の指を編み終えた時。こんな文字が私の頭をよぎったのです…。
え、軍手…??😇 pic.twitter.com/07WFUtHYRj
— みじゅ (@mijuknit) 2019年9月22日
(背景と同化していてすみません)
フォロワーさんに素晴らしいアドバイスをいただいて親指をボーダーにする事で軍手感を薄める事に成功しました。
プレゼントしたはいいですが、義母から「庭仕事に使うわね~」なんて言われてしまったら大変ですからね。。
段差のないボーダーの編み方
輪で編む時に一段ごとのボーダーにするとどうしても段の終わりがズレてスパイラル?みたいになってしまうので、アトリエニッツさんの記事を参考にしながら段差のできない編み方をやってみました。
▼アトリエニッツさんのページはこちら
裏側の見た目はこんな感じで、指を入れても特にゴロついたりしませんでした。
導電糸でスマホ操作可能に
初の試みです。
導電糸!!!プレゼント用の手袋をスマホ操作可能にしたくて買ってみた🙌 pic.twitter.com/AD55Bxi3BH
— みじゅ (@mijuknit) 2019年9月20日
年中自転車でスーパーへ買い物へ行くという義母。信号待ちの間に電話がかかってくる事もあるのではないか!?という事でスマホ操作ができるようにしてみようと導電糸なるものをAmazonで購入してみました。
思ったより細かったです。
あと思ったよりヒヨヒヨしていて伸縮性がありました。そしてこんなにあっても絶対使いきる事はないだろうっていう糸長があります。
2本どりにしてとじ針を使って親指と人差し指の先につけてみました。自分の指を入れてスマホに触れる辺りをマークしながらちまちまと。指の腹の位置って思った所と違って意外でした。
メリヤス刺繍の要領で編み地の表と裏と両方通るようにしましたよ。
どこに導電糸が入っているのかパッと見では全然わかりません。
試しに操作したところ、電話に出るくらい(スライド、タップのみ)の簡単な操作はできましたがフリック入力をノンストレスで…というのは不可能でしたw
3本どり以上の方がよかったかな。市販のスマホ対応手袋だと指先にハートや星型の大きな刺繍が入っているものがありますよね。ああいう風にすればよかったのかもしれませんが、なにせ刺繍の技術がないのです。
義母には電話に出る程度の操作が可能ですとハードル低めに申告しておきました。
プレゼント成功
義理の実家は直接渡しに行くにはちょっと遠いのですが、夫の出張がちょうどあったのでお菓子と一緒に渡してもらいました。
今まで使っていた手袋が傷んできていて買い替えようと思っていたとの事で喜んでもらえました。手編みのものをもらえる事が嬉しいとも言ってもらえて。こちらも嬉しかったです。
サプライズってわけじゃないんですけど相手の希望を聞かずにプレゼントする時って、ハンドメイド品に抵抗ないかな?喜んでもらえるかな?サイズ大丈夫かな?色大丈夫かな?と心配が尽きないですが今回は無事成功となりました!
では、ご覧いただきありがとうございました。