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靴下編みのステップアップにおすすめの本を4冊紹介します

こんにちはみじゅです。

自分の本棚を見返して少し整理をしました。編み物の本を見るとつい欲しくなってしまうんですが、靴下編みに関する本が特にたくさんありました。

夏以外ほとんど毎日手編みソックスを履いていますがまだまだ編みたいと思う作品がたくさんあります。(でもメリヤス靴下を一番編んでいるというw)

その中でも特に役立つと感じた本や私がよく使う本を4冊、感想を添えてご紹介したいと思います。初めての手編み靴下に挑戦する時にも使えて、その後ステップアップしたアレンジ靴下を編む時にも使えるような素敵な本たちです。

 

 

 

しあわせを編む魔法の毛糸

 ステップ1:まずはこの本で靴下の構造を知る

梅村マルティナさんの本です。日本のソックニッターさんの中でも、マルティナさんの靴下から手編み靴下の世界に入った方は多いんじゃないかと思います。私もその一人ですよ。

 

この本には靴下以外にも腹巻帽子や手袋などの小物の編み方もたくさん載っていて、マルティナさんが日本にソックヤーンを広めたきっかけやドイツの工場の様子なども紹介されていて、読み物としても面白いです。

平和の靴下のかかと:フラップが裏目で縁取りされている

初めて靴下を編む人にもわかりやすい、写真付きの丁寧な解説がついています。

履き口から編む平和の靴下はかかとの複雑な部分も難しい操作はなく、編みやすい構造になっているので覚えやすいですよ。

メンズサイズやベビーサイズなどバリエーションも豊富です。

きっと、初めての一足を編んだらもう一足編みたいと思わせてくれると思います。

 

つま先から編む、かんたん、かわいいくつ下

 ステップ2:トゥーアップに挑戦してみる 

タイトルの通りつま先から編む靴下の編み方を紹介した本です。

 

私も今では9割がた、つま先から編む感じなのですがそれもこの本のおかげです。

著者の大内いづみさんは他にもマジックループを使った編み方やi-cordを使った靴下の本などを出版されています。どれも持っていますが、この本に掲載されているガセットヒールが難しい操作がなくて編みやすいのでおすすめしたいです。

ガセットヒールのかかと:台形のフラップができて足首の角度は鈍角になる

このようなかかとの形になります。

ガセットというのは甲の部分から足首にかけて増し目している三角マチの事で、甲が高い人に特にしっくりくるデザインです。私は結構ハイレベルな甲高の足なのでマチ必須なんです。

マチのない編み方、ショートロウのかかとも紹介されています。

プロセスごとに写真の解説が入っているのでわかりやすく、サイズの調節がしやすいチャートもありますよ。

www.hanihoni-days.com

 

1号針で編むくつ下 ソックニッティング

 ステップ3:かかとやつま先のバリエーションを知る

この本は毛糸だま165号のソックニッティング特集のソックスの編み方をボリュームアップさせたものだそうで、かなり内容が濃いです。

 

4種類のつま先と5種類のかかとの編み方が紹介されていて、自分に合う編み方や新しい履き心地を探したい方におすすめです。

Ravelryで「かかととつま先は自分の好きな編み方で」というパターンもちらほら見かけますので、自分の中のバリエーションが増えてデザインに合ったかかとやつま先を選べるようになると靴下編みが更に楽しくなると思います!

かかと向けの模様集もあって、面白いですよ。

デイジーステッチのかかと:ヒールフラップに花模様がななめに並ぶ

デイジーステッチと呼ばれる模様を編んでみました。かかとに厚みが出てふっくら気持ち良い履き心地です。

 

靴下のデザインも編み図とチャートで掲載されています。

透かし模様の靴下

この本から編んでみた一足です。目数を変更して自分サイズで編んでいます。

 

編み方の種類が豊富なら最初からこれ一冊でいいんじゃないかと思われるかもしれませんが、この本は何足か靴下を編んで自分に合うだいたいの編み方がわかってから取り組んだ方がいいと思います。

その理由は掲載されている目数通りに編むとぶかぶかの靴下になってしまうような作品があるからです。

タイトルにもあるように1号針で、相当きつく編めばいいのかもしれませんが・・頑張ってゲージを出すよりも、慣れた針と慣れた目数で、編み方やデザインを参考に編むという方が良いと思います。

ベビー靴下については掲載されている目数のままで編みました。お友達の出産祝いに添えてプレゼントしたら喜ばれましたよ。10か月くらいでぴったりサイズになったそうです。

 

Ravelryの人気パターンで編む靴下の本

 ステップ4:文章パターンに挑戦する

Amirisuさんの本で、タイトル通りRavelryのパターンを日本語に訳して掲載している本です。

 

英文パターンの中で使われている略語を交えて書かれているので、英文パターンに挑戦する前に使ってみるのがおすすめです。文章パターンがどういうものか、読み解く練習に丁度良いですよ。

模様がモリモリ入ってたり、変わったデザインだったり、かなり編み応えのあるデザインが多いです。

ワイン色のくるぶし丈の靴下

こちらは表紙のFootieSocksです。小さいからすぐ編めて、脱げにくいので使い勝手が良いですよ。

見本の作品のゲージに合わせた糸や針を使うのではなく、自分のゲージに合わせた目数を見られるチャートがあるので便利だと思いました。

本の整理もいいけど・・・

以上の4冊が私のイチオシ書籍たちでした!有名な本なのでご存じの方も多いかもしれませんね。

私は靴下を編む時無心で編みたくて、ついついシンプルなメリヤスだけの靴下ばかりを量産してしまうのですが。。今回自分の持っている本たちを見直していたらまた模様モリモリの靴下も編みたくなってきました。

一冊の掲載作品を全部編んでもまだ余るくらいのソックヤーンがあるので、本棚の整理の前に毛糸の整理もしなくては!

と言いつつ腐るものでもないし収納スペースがあるうちは大丈夫かなと自分に甘くオンラインショップをのぞいてしまうみじゅでした。

ご覧いただきありがとうございました!