こんにちはみじゅです。
先日の手染め糸の靴下が出来上がったのでお披露目したいのと同時に、ソックブランクの柄の出方について考えました。
理屈と言うとおおげさですけど、ここをこうしたらこうなったのだから、ああしたらああなるだろう!とかっていうのを考える事が苦手です。編み物に限らずですけど。
考える事自体はできても、その予想が外れる事がとても多いです。頭悪いのかな・・
▼ソックブランクについてはこちら
完成した靴下
編み上がりました。題して夏のレモン靴下です。
後付けで青空とレモンの実と葉の色という事にしました。
つま先・かかと・履き口はコロポックルの1番を使いました。
よく部分用に使うんですけど太めの中細って感じなので、編み地が厚くなってしっかりとします。
少し毛玉ができやすいのかな?と思いますが、そこまで気になりません。
反省点
染めた糸の方は編む方向を変えて色の出る順番を逆にしました。
ちょっとポップすぎますかね。色が元気すぎたのかな。
そして縞模様が思ったより太かったです。もう少し細い柄をイメージしてました。
あとはグラデーションの部分が狭くてわかりにくいのが残念。
でも黄色に変わっていく青いレモンのようなグラデーションの感じは気に入ってます。
次挑戦する時は縞を細く&グラデーション部分広めになるようにやってみたいと思います。
そして考えたのが模様の出方をもっとコントロールしたいという事。
思い通りの柄を出すには
ソックブランクに挑戦するに当たってRavelryのソックブランクのグループ(Sock Blank Artists)を見て勉強しました。
見てるだけで楽しくてわくわくします。
編み地に絵を描いて靴下にすると全く違う柄になるという偶然を楽しむという醍醐味もあるのですが、私は売っている糸にはないような自分のためだけの好みの柄を生み出してみたい!という思いが強いんですね。
だからここである程度イメージを固めて一回目の挑戦をしたわけです。その後完成した靴下をブログに載せていないと思うので載せておきます。
これも単色はコロポックルで、色番は20ですね。
この時は縞が細すぎてマチを作ると柄が崩れると思ったのでこの形になったんですけどスーパー甲高な私にはちょいときつくてあまり履けてません。。
マチ付きの靴下ばっかり編んでいて、ジャーマンショートロウ初挑戦でした。
ソックブランクが平編みの時の柄の出方
一作目の仕上がりを受けてこういう事だよね、と図にしたものです。
左が染めた編み地で右が編んだ時の柄の出方のイメージ。
矢印は編み方向というか、糸が進んでいく方向です。対応する数字の色の順番で出てきますよーという頭の整理をしました。
平編みの編み地なら折り返す度に色の出る順番が変わって両端の色が二倍の長さが出ます。
輪編みの編み地は未経験ですが色の順番はそのまま出てきますよね。
どうにか計算したら自分の思い通りの柄が出せるんじゃないかな!?と思って今回のレモン靴下はソックブランクの編み地の幅を変えてみたり、色を乗せる幅も変えてみたり、工夫したんですけどね。
今回これでは縞が太いという事がわかったので、目数などは控えておいて次に生かしたいと思います。
思ったこと:メーカーさんはすごい
糸メーカーの段染めはどういう風にデザインするんでしょう?
一段で編む糸の長さを測ってそれに応じて柄を作って染めるんでしょうか?
工場見学に行って染めてる所を見てみたいですね。
マルティナさんの本でドイツの工場内の様子が写真で見られるんですが、Opalの糸を染めている様子とかもおもしろいです。
ほとんどの方がそうだと思うんですけど私も初めてのソックヤーンはOpalでした。
今も久しぶりにOpalを編むとこれこれ~!ってなります。糸玉から直に嗅いだ時の羊の香りがたまりませんw
今は手元にあと50g残っている未染色糸で狙った結果が出せるように、どんな柄にしたいかもう少し考えてみる事にします。