今日は2月10日、ニットの日という事で!私が初めて編んだセーターのお話をしたいと思います。
はじめにお断りしておきますが、書籍から編んだ作品ではありません。メーカーの提案作品で、初心者がプルオーバー一着仕上げた時の感想をよかったらご覧くさだい。
私の編み物歴
- 小学生の時おばあちゃんから棒針編み・かぎ針編みをざっくり教わる
- 20歳の頃レース編みを自己流で始める
- 徐々にかぎ針編みにシフトし、棒針編みに憧れる
- 3年前くらいに棒針編みを自己流で再トライ
編み物歴はこんな感じで、棒針編みを始めたのは手編み靴下を知って、編めるようになりたかったからなんです。
それから編み物の情報を集めるためにSNSの編み物用アカウントを作ったりして、雑貨から小物やウェアなど何でも編めるんだなーこんな編み方もあるんだなーといろいろな事を知りました。
引っ越してきた土地で、友達作りのために編み物教室に通って(既に退会しています)、先生のすすめで初めてウェアを編む用に毛糸を買いました。
それまでにもいろいろ毛糸は買っていたのですがいろんな種類を1玉2玉ずつとかだったので見事なタンスのこやしとなっております。
ダイヤモンド毛糸のメーカー提案作品
その初めての作品というのが、糸メーカーが独自に発行している自社の毛糸を使用した編み図の作品で、シンプルで簡単なケーブル模様のプルオーバーでした。
▼完成当時の写真。
- 使用糸:ダイヤ アルパカドゥエ col.6604 12.5玉
- 使用針:JP6号、4号
たくさん作品がある中でこの作品の指定糸を購入したきっかけは手触りの良さでした。アルパカ20%の糸なんですけどふわふわで毛足の長い繊維が混じっているような雰囲気で、触るだけで癒されました。
なかなか大物を仕上げる根気がないので自分への信用が全く無い私ですが、この触り心地の良さなら飽きずにどんどん編みたくなるに違いないと思って選びました。
編み方は本当に簡単で、身頃と袖を編んでとじるもの。身頃は袖ぐりの減らし目や肩下がりがなく初心者向けといった感じです。
▼身頃まっすぐ状態がよくわかる写真
袖下の、増し目のあるすくいとじが未経験だったのですが本を見ながらやればなんとかできました。
この時初めて二目ゴム編みの作り目を覚えたのですが、衿ぐりだけは二目ゴム編み止めをしなくてはならず・・当時どうしてもゴム編み止めができなかったので表と裏の伏せ止めで処理しました。
ゴム編み部分を伏せ止めする時は針サイズを3号くらいあげています。特にかぶりの服だと頭が通らないと大事件なのでwゆるーく慎重に止めました。
初めてウェアを仕上げた感想
そんなこんなで製作期間は1か月ほどかかりました。単調なパターンなので編んでいる時はスムーズだったのですが、パーツが仕上がってからのとじはぎ作業でかなり時間がかかりました。
衿ぐりの拾い目も、編み図にどの目を拾うか結構詳しく書いてくれていたのですが苦戦しました。
なんか、もう、編む作業だけしていたいというのが本心ですがw編むだけでは作品にならないですよね、という事も学んだのでした。
いざ出来上がってみると、簡単な作品とはいえ初めての大物なのでとても嬉しかったです。
今住んでいる所がすごく寒いのですがこれを着た日はあたたかくて嬉しさも倍増でした。私のクローゼットにあるニットのうちの大半を占めている、アクリル100%(安物)のセーターとは全然違うと体感しました。
以上が、私が初めてセーターを編んだ時のお話でした。
思った事をだらだらと書いてしまったのですが、手編みウェアについてはかなり経験が少ないので今後ウェア強化期間を設けたいと思います!
・・もうすぐ春ですが、まだまだ毛糸を編みます!!
ダイヤモンド毛糸の提案の編み図は親切で、基礎を押さえてちゃんと読めば初心者でも一人で編めるくらいの内容になっています。もちろん、作品によって難易度は変わってくるかと思いますが細かく説明されているので先生もダイヤの編み図は一番見やすいと仰ってました。
手芸店などでメーカー提案作品に出会う機会があればダイヤモンド毛糸の作品を一度試してみてはいかがでしょうか。