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別鎖・拾い目がいらない!簡単な1目ゴム編みの作り目

こんにちは、みじゅです。

棒針編みを習った時に1目ゴム編みの作り目を習いました。かぎ針で目数の半分の別鎖を作って編みだして、シンカーループを拾うというやり方です。編み出し糸を出してきたり目を拾ったり別鎖をほどいたり・・というのが、ちょっとの作業なのに面倒に感じてしまうんですよね。

作り目よりは楽かと思ってゴム編み部分の編み方向を変えて後からゴム編み止めするというやり方を主にやっていたのですが結局別鎖だし、編み出し糸は使ってるしで面倒加減は大して変わらなかったという話でした。

別鎖がいらない、針に糸をかける作り目

先日ゴムの作り目を輪編みにする方法を調べていた時に見つけたItalianTubularCastOnというやり方なのですが、初めて知った時は驚きでした!簡単すぎて!!

見た目も別鎖で作ったゴム編みとほぼ変わらないので、これからはこの作り目を採用したいと思います。自分が忘れないためにもブログにメモしておきます。画像多めですがよければご覧ください。(両手を写せなくて、片手で針と糸を支えるのが難しかった)

ItalianTubularCastOnのやり方

※ゴム編みをする針よりも1~2号落とすとよりきれいに仕上がると思います。

糸や手加減に合わせてお好みで号数を調整してみてください。

【表面】

まずは作りたい長さの3倍程糸端を残して、糸のループを作って針にかけます。

 

【裏目】

次に、親指に短い方(糸端側)をかけて人差し指に長い方(糸玉側)の糸をかけて黄色の矢印のように針を動かして、糸をかけます。下の写真のように針にかかった糸の手前に糸がきます。これが裏目の扱いになります。

 

【表目】

黄色の矢印のように針を動かして糸をかけます。すると、下の画像のように足が二本見えているような目ができます。これが表目の扱いになります。

 

三目できたところ。ゴム編みの作り目やゴム編み止めをした事がある人にはわかると思いますが、この二本足に表目の面影を感じられます。

 

裏目と表目の動作を繰り返して、必要目数をつくります。今回は20目で作りました。手前に糸が渡っているのが裏目で、もうきちんと表裏の表情が出ています。

 

【裏面】

裏返して表目を編みます。

 

裏目の時は糸を手前に渡した状態で編まずに目を右の針へ移動させます(浮き目)。次からの表目は目がねじらないように奥側の足に針を入れて編みましょう。

 

裏面を端まで編めたところ。この次の表面を端まで編むとゴム編みが2段できている事になります。あとは必要段数まで普通のゴム編みをするだけ。

はじめに針の号数を下げた場合は、ここから本来の号数で編みます。

 

続けて8段目まで編んでみました。こちらは表から見たところ。端まで1目ゴム編みの表情が続いています。

 

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裏から見たところ。表と同様、1目ゴム編みの表情が維持されていて編み目も繋がっているように見えます。

私はこういった技法にあまり詳しくないので編み目の構造的に別鎖で作る1目ゴム編みの作り目とどう違っているのか、はたまた同じ仕組みなのか、よくわかりませんが見た目は同じように見えますし、何より簡単なのでこのやり方で今後やっていきたいと思います。

初めに調べていた輪編みにする方法については、2回目の表面が終わった時(ゴム編み2段完成した時)に輪にして編んでいけばいいみたいなのでそちらもまた試してみたいと思います。上手にできたらブログにてアップします!