突然ですが私は昔からカラフルな靴下が好きなんです。独身時代ロック大好きなライブキッズだったのですが、ハーフパンツ+レギンスに派手なアンクルソックスのスタイルが好きだったんですよね。そんな事はどうでもいいんです。
編み物していてある日ソックヤーンの存在を知って、カラフルさも衝撃で、編むだけで柄が出てくるなら自分で靴下を編みたい!と思って靴下の手編みを始めたのです。
そんな私が編み物の知識を増やしながら段染めソックヤーンのようなセルフストライピングを自分で染める事ができるという事を知り、これはもう挑戦するしかないと。「手染めの手編み靴下」を履く自分に今からわくわくです。本来ならば未染色糸を染めるべきなのですが、手持ちにあったOpalの白を50g染めてみる事にしました。
オリジナルソックヤーン、上手にできるでしょうか!?
ソックブランクとは?
- blank(空白)の編み地を用意して好きな色に染める
- 編み地をほどきながら靴下を編んでいく
- でてきた模様を楽しむ
というもののようです。このブランクの編み地を2本どりで編むと同じ染まり具合の糸が2本できるので左右の柄合わせが簡単にできるという事なのでした!
用意するものは意外と少ない
調べてみると、編み機などでメリヤスの編み地を編んで染めるタイプ(輪編みや平編み)と、かぎ針で手編みした編み地を染めるタイプがあるそうで。編み機は持ってないので、手で編むならかぎ針のが早く編めそうな気がしてかぎ針で挑戦する事に。(クロッシェブランクと呼ぶようです)
今回使ったもの
- 10号かぎ針
- 粉末タイプの食紅
- 穀物酢
- 100均のシリンジ
- 紙コップ
- 保存用ラップ
- ゴム手袋
食紅はスーパーなどでもよく見かけるようなものを購入しました。
まずは編み地づくり
2本どりで糸のある分だけ編んでいきます。どのくらいになるか見当がつかず、とりあえず16模様で編み始めたら20段ほど編めました。
染料をつくる
紙コップに適当に水を入れて、食紅を入れて混ぜていきます。どの程度で染まるかわからなかったのでしっかり色水!という感じになるまで多めに入れてみました。上記の食紅の付属のさじで3~5杯程度入れています。濃さはお好みで。今回は緑ベースで紫、青、黄色のボーダーにしたかったのでちょっとずつ色を混ぜたりして4色用意ししました。
※染める糸の量によっては紙コップでは足りないので適宜ペットボトルなどを利用して液を作ってください。
編み地に染料を乗せる
下処理として水1カップとお酢大さじ2くらいをボウルに入れて編み地を浸します。お酢も食紅も口に入れられるものなのでお料理用のボウルを使っちゃいました。
5分くらいつけ置きしたら編み地をよく絞って広げたラップの上に乗せて・・・ここからがお楽しみ!作った染料をシリンジで吸いとって染めていきます。液がよく染み込むようにかけた上からゴム手袋をつけた手で軽く抑えるとよいです。
緑の染料が少し足りなくてまだらになっていますが、かすれた風の染めになってこれはこれでいいかなと自分を納得させました。ここでも現れる大ざっぱ魂。
注意点
熱を加えて色を定着させる
乾かして完成!
タオルなどにはさんでよく水気を切って、干して乾かします。ここで、二本どりでかぎ針編みだとかなり乾くまでに時間がかかりました。丸一日干してもまだ湿っているような・・?という感じ。ちなみに洗って乾かした後も、染料を乗せた時とほぼ同じ発色でした。
冒頭でも書きましたが編み地をほどきながら両足同時編みをできるのがソックブランクの利点でもあるのですが、私は同時編みが苦手なので一度全部ほどいて、糸玉に巻いてから片足ずつ編みました。
感想
追記:第二弾を染めました!こちらも併せてご覧ください。
ご覧いただきありがとうございました!