どうも、孤独なニッターのみじゅです。
ブログを始めてまだ間もないのですが、序盤から自分をさらけ出していくスタイルでやってみようと思います。
今回は私のワンダフル編み物ライフについて書いていきます。
ミゼラブル英語ライフについては前回の記事をご覧ください。
多趣味な祖母の指導、年2回ペースで英才教育を受ける
父の実家が遠方だったのでお盆やお正月くらいしか訪れる事がなかったのですが、家族で遊びに行くたび今は亡き祖母が少女みずおかにいろいろな手芸を教えてくれました。
祖母は一人暮らしだったのでたくさん習い事をしていたんです。
本当に小さいころは折り紙やちぎり絵だとか、軍手で作る動物?を教えてくれたりしていました。
アクリルたわしを編んだ時はうれしくて母親と一緒に掃除に使いました。
だんだんお年頃になってくるとそれよりも楽しい事ができたりして、せっかく遠くに遊びにいっても他の事をして遊んだり、一人でゲームをしたりしていたんですけどね。
今になって、「器用貧乏」「下手の横好き」と毎度口にしていた祖母と私はそっくりなのではないかと思ったりもします。
良いのか悪いのかわかりませんが。
初めて挑戦したマフラーで挫折
小学校6年生の時に友達と一緒に編み物をする事になり、お互いにマフラーを編んで交換しようという計画を立てました。
淡いオレンジ色と淡いミント色の2色を5段くらいのボーダーに編むガーター編みのマフラーです。
当時裏編みができなかったのでガーター編みにせざるを得ませんでした。
実は私、今も昔もとても飽きっぽい性格でして、その頃もなんだか一向に完成しないなーとかなんとか思いながら飽きていました。
母も編み物が好きだったので手伝ってもらったりもしましたが、結局は首に巻けないくらいの長さの四角いモノができて、友達にあげました。
友達が編んでくれたのは濃いピンクと白の細長いものでした。
この事がきっかけで私は編み物に対してめんどくさいものという認識を持ってしまいました。
ちなみに、今でも「細長いもの」は編み物の中で一番難しい(完成させるのが)と思っています。(笑)
一人暮らしの暇つぶしに編み物再開
いろいろあって敬遠していた編み物でしたが、二十歳になって一人暮らしを始めた時に
暇つぶしに編み物をしてみようとかぎ針編みのドイリーのキットをいくつか購入したのがきっかけで少しずつ編むようになりました。
主にかぎ針編みで、図書館で本を借りて編んでみたり商店街の手芸屋のおっちゃんと仲良くなったりしていましたね。
祖母に編み物をしていると伝えると、糸や編み図や祖母の作品を送ってくれました。
そして他の趣味にハマっている間編み物熱が上がったり下がったりして、年がら年中編みっぱなしというわけではありませんが程よく楽しんでいました。
つまりは熱しやすく冷めやすいタイプなのです。
手編み靴下との出会い
私はカルチャースクールの講座の案内なんかを見るだけで楽しめるタイプなのですが、フェリシモのカタログを見ている時にOpal毛糸で編む靴下のコースを見つけて衝撃を受けました。
いろいろと調べて、可愛い靴下が自分で編めたら素敵かもしれない!と思ってそのキットを購入しました。
マルティナさん監修の編み方と毛糸がついてきます。
そこから棒針編みはほとんどできなかった私は独学で編み始めました。
編み方が理解できず苦労したり、指を痛めて編めない時期があったりしましたが何足か靴下を編んでソックヤーンや手編み靴下の奥深い世界に惹かれました。
今でも片足を入れたというくらいのレベルでしか靴下は編めないのですが、やっぱり楽しいですね。
孤独を紛らわせるため編み物教室に
結婚して夫の勤務地に転居した後、空いた時間には一人黙々と編み物をしていました。
友人知人がおらず寂しい気持ちは編み物に熱中する事で忘れられました。
パートに出ても孤独感は消えず、私は編み物教室に通えば技術も身に付くし、何より人と交流を持てるのではないか?と考えて近所の編み物教室に通い始めました。
大人になるとなかなか人と出会う機会ってないと思うんですが、アクションを起こしさえすればきちんとバックはあるんだと思います。
私は特に運が良くてとても良い先生と巡り合う事ができました。
独学で本を読んで一通りできたつもりになっていた基本的な編み方についても、より楽にできる小技やより綺麗に仕上げるコツを教えていただいたりして新しい発見がたくさんあります。
棒針編みの入門科コースを受けているのですが、自分が選ばないであろう編み地も練習として経験できますし、できないと思っていた事がやってみたら意外と簡単にできてしまったりして楽しい驚きもあります。
初めてのマフラーで挫折した件を前述しましたが、ドライブ編みの課題でこのショールを完成させられた事が私にとってはうれしい事でした。
これ、半分に折ってるのでかなり幅広ではあるのですが150cm以上編んでいるので私の苦手な細長いものに分類されますよね!
しかもドライブ編みで段数は少ない方なのですが、それでも何度か放置して完成までにかなり時間がかかりました。
そんな風に一人ではなかなか完成させられないような作品も、人前でこれを編みますと宣言して編み始めているわけですから次の教室までに少しは編み進めなければ、と自分を奮い立たせる事ができます。
何が言いたいかというと、教室通ってよかった!という事です。
そして現在に至るのですが、もうすぐ入門科が修了できそうなので次の講師科もどんどん頑張っていきたいと思います。
最初に私に編み物を教えてくれた祖母は一昨年の夏に他界しました。
受け継いだ下手の横好き魂を絶やすことのないよう、私はこれからも編みちらかしていこうと思います。
だらだらと書いてしまいましたが、私の編み物遍歴は以上となります。
最近は棒針ばかりでかぎ針編みをあまりしなくなってしまったのでかぎ針の入門科もやってみようかな、と検討中です。